名前を考える

達人プログラマー―システム開発の職人から名匠への道 の中で、ストループ効果を例に挙げて名前の重要性を説いていたので実際に試してみました。

Javascriptでストループ効果を体感できるものをささっと作ったので、興味のある方は試してみてください。

ストループ効果を体感するまでもなく、名前というのは非常に重要です。プログラマの方々は特に、常日頃から様々な名前をつける機会があるはずです。ファイルの名前、オブジェクトの名前、関数の名前、変数の名前、etc...。そして、名前と実態が噛み合っていない酷いプログラムも数えきれないほど見てきたと思います。

さて、どうやったら名は体を表す名前をつけられるのか?

言い古されていることだけど、プログラムであれば名前をつける対象の責務をシンプルにすることが一番です。赤いものは赤と呼べばいい。実際のプログラムコードを、灰赤紫としか言い表せないようなエキセントリックな色にしなければいい。簡単に言うなぁと思うかもしれないけど、それが簡単にできないのはプログラマとして未熟だからですよ。自戒。

でも、現実的には名前重要というのはプログラマだけの問題じゃない。プランナーから上がってくる近未来的なすべてを解決してくれる夢のシステムを開発するプロジェクトなんかも、プロジェクト名からは何をするべきなのかさっぱりわからない。そして、そういうプロジェクトはだいたい上手くいかない。

ストループ効果を実際に体験したらすぐにわかると思う。名前は重要だ。実態と合っていなければならない。そうでないと、たいていの人間は混乱する。プログラマのパフォーマンスも落ちる。

というわけでこれから僕は、名前の重要性を理解していないプログラマやプランナーを見かけたらストループ効果を体験させてみようと思う。もしも、素早く適切に文字色を答えられたら、彼らの名づけた名前を採用しようじゃないか。