組織のパフォーマンスを最大化する

マネージメント層の人たちは常日頃からどうやったらチームのパフォーマンスが上げられるか考えていると思います。

トランザクティブ・メモリー

トランザクティブ・メモリーとは組織学習に関する概念で、ざっくり言うと、「全員が同じことを知っていること」よりも「"誰が何を知っているか"を知っていること」が重要ですよ、という話です。

トランザクティブ・メモリーが有効に働いている場合というのは、チームのメンバーの誰もが、"誰が何を知っているか"を知っている状態になるため、暗黙的に適切な役割分担が行えます。いわゆる「阿吽の呼吸」というやつです。

システム開発の仕事には非常に多岐にわたるスキルが必要で、且つ状況が常に変わります。「今のこの状況で各々のスキルを踏まえた上で最適な布陣を敷く」というのはそう簡単なことではありません。特にマネージメント層の人間は最前線のエンジニアに技術面では敵わないため、技術領域の役割分担はエンジニア同士で行った方がうまくいくはずです。

トランザクティブ・メモリーを有効化する方法

トランザクティブ・メモリーというのは日々のコミュニケーションの中で自然に形成されるものです。

つまり、飲みニュケーションやタバコ部屋が大事ってことになってしまうのですが、仕事で必要なコミュニケーションは業務時間にincludeするべきです。

雑談を促進する

雑談を禁止している職場はさすがに少数派だと思いますが、積極的に雑談しましょうっていうのもなかなか難しいのではないでしょうか。僕のチームでは雑談を促進するために以下の2つを行っています。

  • おやつミーティング
  • 朝会LT

おやつミーティング

チームで行っている週次のミーティングではおやつの持ち込み可としています。傍目には仕事してる感が全くなくなるのがネックですが、単に雑談が促進されるだけでなく、普通のミーティングと比較してメンバーからの意見も出やすくなるため非常におすすめです。

朝会LT

朝会の最後に毎日1人ずつ、予め決められたテーマでLTをします。僕のチームは現在6人なので、1週間で5人喋ったあと良かったLTを投票して1位の人が勝ち抜けし、次週のテーマを決めるという形にしています。

ここでポイントなのが、LTのテーマが仕事とほとんど関係のないことだということです。具体例を挙げると、

  • コンビニで買えるおすすめスイーツ
  • 子供の頃影響を受けたマンガ・アニメの紹介

とかですね。他にもいろいろあったはずなんですが、どうでもよすぎるテーマで全く思い出せない…。

注意点

トランザクティブ・メモリーが有効になっていない人同士の場合には、外部から役割分担をきっちり決めてあげた方がパフォーマンスがよくなります。新しいメンバーがチームに入った場合には、「君はXXXの人」と決めてあげた方がいいでしょう。

まとめ

  • 雑談してトランザクティブ・メモリーを形成しよう!
  • トランザクティブ・メモリーが形成されないうちは役割分担を決めよう!